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70歳以上被用者

  • 執筆者の写真: 筒井
    筒井
  • 10月17日
  • 読了時間: 1分

ここでは70歳以上被用者についてお伝えします。



【70歳以上被用者と厚労大臣の本人確認情報チェック】


<基本ルール>

・厚生年金は70歳到達で被保険者資格を喪失する

・しかし、適用事業所で働く70歳以上の者については「70歳以上被用者に係る標準報酬月額」が設定される

・これは老齢厚生年金の在職老齢年金の調整に用いられる


<本人確認情報のチェック>

・厚生労働大臣(実務:日本年金機構)は、老齢厚生年金受給者と70歳以上の使用される者の情報を毎月照合する

・このとき「本人確認情報(基礎年金番号・マイナンバー等)」を利用する

・目的は、在職老齢年金の支給停止判定を正確に行うため


<流れ>

① 事業主が毎月、70歳以上被用者の報酬月額を届け出る

② 厚労大臣が老齢厚生年金受給情報と照合(本人確認情報で確認)

③ 在職老齢年金の支給停止の有無を判定




この記事では70歳以上被用者についてご紹介しました。

次回に続きます!










 


 
 

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