がん・糖尿病等を抱える労働者
- 筒井

- 8月16日
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【労働安全衛生調査|がん・糖尿病等を抱える労働者への対応】
<取り組み状況>
・病気を抱える労働者への支援に取り組む事業所:約3割
・仕事と治療の両立に向けた取り組みがある事業所:約6割
・規模が大きいほど取り組み割合は高い
<困難や課題と感じている割合>
・何らかの困難を感じている事業所:約7割
・特に中小規模の事業所で割合が高い
<具体的な困難内容>
・上司や同僚の負担増:約45%
・代替要員の確保困難:約40%
・勤務時間や配置の調整困難:約30%
・本人の体調変化への柔軟対応不足:約20%
<講じられている両立支援の措置>
・年次有給休暇の活用を認める:約60%
・短時間勤務制度の導入・利用:約40%
・時間単位・半日単位の休暇制度:約30%
・休職制度(治療専用休職など)の活用:約20%
・テレワークや在宅勤務による柔軟な働き方の提供:約15%
・フレックスタイム制など勤務時間の柔軟化:約15%
<課題の背景>
・中小企業では代替要員を確保しにくい
・制度を整備しても運用できる体制が不足
・上司や同僚にしわ寄せが集中しやすい
・「両立支援制度」を知らない・活用できない事業所も多い


