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国民年金の支給を「内払」とみなす調整ルール

  • 執筆者の写真: 筒井
    筒井
  • 8月10日
  • 読了時間: 1分


【国民年金の支給を「内払」とみなす調整ルール】


<目的>

国民年金と他の保険給付(厚生労働大臣が支給)との二重給付を防ぐための調整


<適用ケース>

同一人に対して、

・本来は「厚生労働大臣が支給すべき保険給付」があるのに

・先に「国民年金」が支給されてしまった場合


<調整方法>

・すでに支給された国民年金を「内払」とみなす

・本来支給すべき保険給付から、その額を控除して調整する


<厚生労働大臣が支給する保険給付の例>

・老齢厚生年金

・障害厚生年金

・遺族厚生年金

・障害手当金 など

(すべて厚生年金保険法に基づく給付)


<ポイント>

・返還請求ではなく「内払」で処理するため、手続きが簡便

・併給ルールの理解とセットで覚えると効果的






 


 
 

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