高気圧作業安全衛生規則
- 筒井

- 8月12日
- 読了時間: 2分
ここでは高気圧作業安全衛生規則についてお伝えします。
【高気圧作業安全衛生規則の概要】
<目的>
・高気圧環境で行われる作業において、労働者の安全と健康を確保するための規則。
・潜水作業や圧気工法(シールド工事など)で発生する高圧下の危険(減圧症、酸素中毒など)を防止。
<適用対象>
・高気圧下での作業全般
例:潜水業務、圧気工法、潜函工事
・酸素欠乏症等防止規則が適用される作業とは別規定となる場合あり(潜水業務は高気圧作業規則)。
<主な規定内容>
・作業計画の作成(作業方法、使用機器、減圧手順など)
・潜水士や作業主任者の選任
・高気圧下での作業時間の制限
・減圧手順および休憩・回復措置の実施
・緊急時の救出・医療体制の確保
・健康診断(就業前・定期)の実施
・記録の作成・保存義務
<潜水業務におけるポイント>
・潜水器を使用し、空気圧縮機またはポンプ等で送気、又はボンベ給気を受けて水中で行う作業。
・適用規則は「酸素欠乏症等防止規則」ではなく「高気圧作業安全衛生規則」。
・潜水士免許の保有者による作業が原則。
<罰則・安全確保>
・規則違反に対する行政指導・是正命令
・重大な違反や事故時には刑事罰の対象となる場合あり
この記事では高気圧作業安全衛生規則についてご紹介しました。
次回に続きます!


