健康診断の実施と所見者の状況
- 筒井

- 8月16日
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【労働安全衛生調査|健康診断の実施と所見者の状況】
<健康診断の実施状況>
・定期健康診断を実施している事業所:ほぼ全体(9割以上)
・実施率は規模が大きいほど高い
<所見のある労働者がいる事業所>
・全体:約7割の事業所で「所見あり」との結果が出ている
・大規模事業所ほど所見者がいる割合は高い
→従業員数が多いため、所見者が含まれる可能性が高まるため
<所見者への対応>
・医師からの指導・意見をもとに就業上の配慮を行う事業所:約5割
・具体的対応例
- 勤務時間や業務内容の調整
- 健康指導や再検査の推奨
- 産業医や保健師によるフォロー
<課題>
・小規模事業所では所見者がいても十分なフォローができていないケースが多い
・「産業医不在」「健康管理部門がない」など体制不足が背景
・所見ありでも放置されるリスクが指摘されている


