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国民年金事務組合

  • 執筆者の写真: 筒井
    筒井
  • 7月30日
  • 読了時間: 2分

ここでは国民年金事務組合についてお伝えします。




【国民年金事務組合|概要と事業主の代行手続き】


<国民年金事務組合とは>

・中小企業の事業主やその配偶者などが第1号被保険者として国民年金に加入する際、

 手続きや保険料納付を簡素化するために設立された法人

・厚生労働大臣の認可を受けた団体で、全国に多数存在(例:商工会議所や業界団体などが母体)


<目的>

・事業主やその配偶者などが自ら国民年金の手続きをする手間を軽減すること

・保険料納付を「給与天引き方式」にすることで、未納を防止


<主な対象者>

・従業員を使用する中小企業の事業主

・その配偶者(常時従業員として働いている者)など


<主な機能・役割>

事業主などから国民年金保険料を徴収し、国へ納付

・国民年金の加入・変更・喪失に関する各種届出を、事業主に代わって行う


<事業主に代わって届け出できる事項>

・資格取得の届出(国民年金の加入手続き)

・資格喪失の届出(廃業・厚生年金への切替等による脱退)

・種別変更の届出(例:第1号→第2号など)

・氏名や住所の変更届

・保険料納付に関する事務


<利用のメリット>

・書類の提出や納付手続きを一括で委任できる

・商工会議所などを通じて相談や支援を受けやすい


<注意点>

・「厚生年金の適用事業所」の場合、事業主は原則第2号被保険者となり、国民年金事務組合の対象外となる

・配偶者が従業員として勤務している場合も、要件によっては加入できないことがある


<備考>

・国民年金事務組合に加入する場合でも、最終的な保険者は「日本年金機構」または「市区町村」

・国民年金基金や付加年金とは別制度




この記事では国民年金事務組合についてご紹介しました。

次回に続きます!

 


 
 

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